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刻みくろめ 20g 乾物
刻みクロメ 20g 【くろめについて】 ●「くろめ」は昆布などの褐藻類の仲間で、波の荒い外海に生育している海藻です。 ●大分県佐賀関の特産品として知られており、瀬戸内海の水と太平洋の水が接する潮流の速いきれいな海で育っています。 【生態/分布】 ●褐色をした多年生の海藻であり、長い茎部の先に「はたき」の ような側葉を持ち、水深2〜10mの岩礁上に密な群落(海中林)を 形成します。日本近海では本州太平洋岸の中南部から九州にか けて、および瀬戸内海、日本海に分布します。 【収穫時期】 ●新芽の伸びる冬に収穫すると、柔らかく渋みが少なく美味しいため、1月〜3月にかけて収穫されています。特に地元では、収穫されたばかりのくろめをそのまま棒状に巻いて販売されており、寒風の吹く漁船や海岸でくろめを棒状に巻いていくその光景は冬の風物詩の一つとされています。 ※「くろめ」はコンブ科カジメ属の海藻であるカジメとクロメの2種を指す呼称(地方名)です。また、この2種の分布域は広い範囲で重複しており、最近の分子系統解析の知見からも両者には大きな差異が認められず、非常に近縁な種であるとして、分類学的な再検討も行われています。 【伝統食材としてのくろめ】 大分県佐賀関では昔から伝わる家庭料理、漁師料理の食材として伝承され、地元では食事の際、ご飯が進むことから「飯どろぼう」と言われることもあるようです。 その地域の風土・暮らしに根ざした歴史を持ち、美味しく食べる伝統的食文化があり、守るべき食材として継承への努力がなされていると認められ、(社)農山漁村文化協会の「2004年度故郷に残したい食材」にも選ばれています。 また、「農山漁村の郷土料理百選」(平成19年度農林水産省実施)において、昔から受け継がれている大分県の郷土料理の候補として「クロメ料理」が掲載、紹介されています。  【くろめの食べ方】 くろめは独特の強い粘りと口に広がる磯の香りが特徴で、食物繊維が豊富な海藻です。 当社のくろめは食べやすい大きさに刻み、使いやすいように乾燥させています。 ＜水戻し前＞ ＜水戻し後＞ 
最もポピュラーな食べ方としては以下のみそ汁、醤油和えが挙げられます。 ＊みそ汁＊
くろめを戻さずにそのまま(又はたっぷりの水で10分程戻し)お椀に入れ、みそ汁を注ぎ、かき混ぜます。 ＊醤油和え＊
くろめをたっぷりの水で10分程戻し、醤油とごまで和えます。 ＊その他＊
サラダやたこやきやお好み焼き、チヂミなどの生地にくろめを混ぜたり、うどんやそばのトッピングなど様々な料理にご使用頂けます。＊クロメ納豆オクラパスタ＊
茹でたパスタに戻したクロメと納豆とオクラ、かんずりを混ぜ醤油を
たらして完成！
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